立位体前屈で床まで手が届かない4つのパターンとその原因。それぞれの硬い筋肉へストレッチをしましょ。
ども!福岡のパーソナルトレーナー 直生(nao)です( ̄▽ ̄)
今回は立位体前屈について。
床まで手が届かない人って結構多いんですよね。。
(中には硬いことを誇らしげに見せてくれる人もいますが…笑)
まぁ誰しも出来ることなら柔らかくなりたいもの。
かと言って原因でもない筋肉をストレッチしたところでなんの改善もありません。。
そこで今回は立位体前屈の形から見える4つの原因パターンをご紹介!!
それぞれの解説と改善のためのストレッチまでお伝えしますのでぜひお試しください!
ではさっそく…行ってみましょー!!
もくじ
動画解説はこちら
9分程度の動画です。
チャンネル登録をすると最新動画が届きますのでぜひご登録ください♪
では早速いってみましょう♪
まずは前屈をしてみよう!
(見切れてまずが…あしからず。。)
まずは前屈をしてみましょう!!
あなたは床まで手が届きますか??
手の平までつきますか??
指先が床まで届かない、手の平がつかない…
そんなあなたの立位体前屈はどのパターンでしょう??
パターン①:足首が硬い人の立位体前屈
立位体前屈をするとこんな形になる人…
そんなあなたは足首が硬いパターンです。。
足首が硬いと足首を90度に保つことができずお尻を後ろへ逃がしてしまいます。。
(左が正しいパターン、右が足首硬いパターンの立位体前屈です。)
足首が硬いを言い換えると…
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)が硬くなっているということ。
ふくらはぎの筋肉が硬い…
どこからみても足首です。
この足首(足関節)にまたぐように着くのがふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)です。
どこからみても腓腹筋・ヒラメ筋です。
ふくらはぎの筋肉はつま先を下げる(底屈)の働きがあります。
要するに、硬くなっていると足首が90度まで曲がらないということです。
スネが後方へ倒れている人は間違いなく
足首硬い=ふくらはぎの筋肉が硬いパターンです。
ということで、このパターンのあなたが床まで届くようになるために必要なストレッチはこの2つ!!
腓腹筋のストレッチ
俗にいう「アキレス腱のストレッチ」です。
(アキレス腱は伸びないけどね。)
ヒラメ筋のストレッチ
腓腹筋のストレッチの「膝曲がりバージョン」です。
パターン②:膝裏が硬い人の立位体前屈
立位体前屈をすると自然と膝が曲がってしまう人…
そんなあなたは膝裏が硬いパターンです。
膝裏が硬いを言い換えると…
太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)が硬いということ。
太もも裏の筋肉が硬い…
うん、どっからどう見ても…。。
(横から見てる図ですね。え!?なんとなく…伝わるよね??)
この膝裏をまたぐように着くのが太もも裏の筋肉(ハムストリングス)です。
このハムストリングスが硬いと膝が伸びません。。
そもそも膝を曲げるための筋肉ですので、縮んでいれば膝は伸びません。。
そんなあなたが床まで届くためにはこちらのストレッチを行いましょう!!
ハムストリングスのストレッチ
ベーシックなストレッチですが、ものすごく奥が深いです。
パターン③:股関節が硬い人の立位体前屈
立位体前屈をしてもお尻は後ろに逃げないし膝は曲がらない。
だけど床まで届かない…という人は股関節・骨盤帯が硬くなっているかもしれません。
股関節の動きが硬いと骨盤の動きまで影響してしまいます。
本来、立位体前屈では骨盤が前傾(前方方向へ傾くこと)に入るのですが…それが上手くいきません。
三角形が骨盤です。
右の正しいパターンの立位体前屈では骨盤がしっかりと前方へ傾いているのに対し
左は骨盤の傾きが止まってしまっています。
股関節が硬いを言い換える…
お尻の筋肉(大臀筋)が硬くなっているということ。
お尻が硬い…
さすがに伝わらないと思い正面の絵まで描いてみました。。
この股関節をまたぐように着くのがお尻の筋肉(大臀筋)です。
そして正面図を諦めました。。
このお尻の筋肉は骨盤を後方へ引っ張る後傾の働きがあります。
お尻(大臀筋)が硬いと骨盤は前傾には動きません。。
ちなみにこのタイプの人はヒップアップしずらいです。。
そんなわけで、このタイプのあなたがすべきストレッチはこれ!
大臀筋のストレッチ
ヒップアップのためにもぜひ!
パターン④:腰が硬い人の立位体前屈
最後に4つ目のパターンです。
立位体前屈をすると脚よりも腰にストレッチ感や伸び感を感じる人。
そんな人は腰(腰椎)が硬くなることで背骨を丸めることができず床まで届かなくなってしまっています。
右側の腰が硬いパターンでは明らかに丸みがなくなているのがわかりますよね…
腰が硬いを言い換えると…
腰背部の筋肉(広背筋)が硬くなっているということ。
腰背部の筋肉が硬い…
絵心に限界を感じました…
立位体前屈において腰背部の筋肉(広背筋)の関与って結構大きんです。
床まで手のひらが届く人はこの広背筋がしっかりと伸びているんですが…
広背筋が硬くなっていると上半身が下までさがらず止まってしまいます。
腰をまたぐように着く筋肉ですので、硬ければ腰の丸みを作ることができません。
(ちなみに、この人はギックリ腰しやすい人です。。)
そんなあなたに必要なストレッチはこちら!!
広背筋のストレッチ
ギックリ腰予防にもどうぞ。。
ストレッチの後には改めて立位体前屈を行い変化を感じてみましょう♪
まとめ
あなたはどのパターンでしたか??
立位体前屈は柔軟性の評価だけではなく、あなたのカラダの硬い部分を顕著にあらわしてくれます!
定期的にチェックしながら、その時々で硬くなっている部分のストレッチを行ってみてくださいね♪
その他、10秒でできるカラダのチェックシリーズはこちらから!
【筋トレの効果を出したい人が読んでる記事】
- トレーナー目線で見たオススメ自宅用ダンベル!ベスト3!
- 筋トレは大きく動かすと効果的?スティッキングポイントとは?
- 筋弱化と筋拘縮とは?筋バランスという考え方を知っておこう!!
- 膝はつま先よりも出しちゃダメ?横からみたスクワットの解剖学的な正しいフォーム解説!
- サラダチキンはもう飽きた?コンビニで買えるおすすめタンパク質!!
- コンビニたんぱく質商戦!ローソンならサラダチキンローストだ!
YOLOのパーソナルトレーニング
福岡市内に出張パーソナルトレーニングを行っています♪
ご自宅・市内の体育館(ジム)・レンタルジムなど、あなたのご希望に合わせた形でのサービスが可能です。
詳細はこちらをご覧ください(´∀`)↓